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腐日記注意!

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2024/05/02(Thu)14:28

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久しぶりでもない。

2007/06/22(Fri)16:42

またしてもin高速バス。
昼を食べてないので、非常に現在空腹です。でも今手元にあるのはキスミントのみです。ガムも膨らまず腹も膨らまず(面白くないから)。

そんな空腹を紛らわす為に、久しぶりのss投下。
最近自分がめっきり鬱なのでライトなのを!(多分)



+++++++

「もう俺様堪えらんない!! 休みってナニ?オイシイの?ってぐらいなんだけど!!」

あー…美味くはないだろうな。

「忍は道具だってのは分かってるよ!? でもそれにしたってコレはなくない!!?? 屋敷に帰って速攻次の仕事ですよ!!!???」

えーと、…それは大変だな?

「大体四国遠過ぎ! 海渡るのだって一苦労だし何で島なのさ!!」

…俺に言われても。


やつれた面持ちで、この忍が現れたのが半刻ほど前のこと。
一応敵国の忍が堂々と姿を現したことよりも、その死にそうな表情の方が気にかかって声をかけてしまったのが運の尽き。
聞いてくれる!?と、今までの様子から信じられないくらいの力で腕を掴まれ、愚痴りだして今に至る。
余程不満が溜まってたのか、相槌を打つ暇も与えず喋り続けていたが、ようやく一段落したらしい。はあぁ、と深い溜め息を吐いて俯いた。

「あー…まぁ、何だ。お前の仕事はウチの偵察だろ? 見ての通り、ウチは今んとこ何処にも攻め込む予定はねぇよ」

だからもう甲斐に帰って休みでも何でも貰え。
そう告げると、忍はふるふると首を振る。
そして哀愁漂う声で呟いた。


「…あの二人の世話がある限り、俺様の平穏はないんだよ…」


あぁ…あの二人か。
ウチの連中も元就に騒がしいだの何だの言われるが、あいつらはそんなもんじゃねぇからな。

あまり付き合いのない俺でさえそう思うのだから、この忍の苦労は計り知れない。
そう思うと、このままこいつを放り出すのも忍びない気がしてしまう。

「分かった、しばらくこの四国で養生してけ。野郎どもには俺から言っておくからよ」
「本当、鬼の旦那!!」

助かった、というその様子に仕方ねぇ、と溜め息を吐く。
この決断を心から後悔するのは、何かを勘違いしやがった忍の主が単身四国に乗り込んでくる数日後のこと。



+++++++

…親佐でも幸佐でもなく不幸な佐助より更に不幸な元親の話です。多分(ぇ)。
佐助が人質になってると勘違いして幸村が子分をなぎ倒してやってくると、チカと二人で茶を飲んでたとかいうオチ。
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No.106|SSComment(0)Trackback()

アミダss・その2

2007/05/09(Wed)16:49

カプ:親就 シチュ:文化祭(劇)



+++++++

息苦しい訳ではない。
形だけ見れば、この衣装と普段の学生服は似てると言えないこともない。
ただ、どうしても着慣れない所為か、きゅ、と締まっている首元をしきりに弄ってしまう。


「何だ、緊張してんのか」


そのからかうような声音に元就が振り向くと、思った通り元親が立っていた。
間違える訳がない。物心ついた頃からの仲なのだ。
だから元就は、遠慮することなく最大限不機嫌を表情に出して元親を睨み付ける。元親も慣れたもので、笑顔一つで流してしまったが。

「小学生んとき姫やってたお前が、今度は王子様たぁ大出世だな」
「ふん、あれは貴様がやりたくないと駄々をこねたからであろう」

きっぱりと言い返してまた睨み付ける。
昔の話だろ、と笑う元親は、恐らく格好良い部類の人間に入るのだろうと元就は思う。
小学生当時は背が低く内気で、元就に守られていたというのに。姫役を押し付けられてベソをかいていたのを元就に助けられたというのに。
そんな過去が笑い話でしかないくらいに立派に"男"として元親が育ったことが、元就には気に食わない。
頬を染めて元親に想いを告げる少女達に、そんな過去があったということを教えてやりたくなる。
それが何故なのかは元就自身よく分からない。

「頭の中でなく、身体にばかり栄養がいっただけの馬鹿が」
「お前はその逆だな」

こんな言葉も、他の誰かならば許さないのに、元親だけには何故か許してしまう。
その理由を知りたいと思いつつ分かりたくないとも思う自分がいることに、元就は気付いていた。


舞台の進行役であるクラスメイトから合図を送られる。元就の出番だ。
ふ、と息を吐き出すと共に思考を打ち切る。

「トチんなよ」

そう笑む元親は、やはり格好良いのだろうと思えて。
だから。

「当然だ」

そう元就は、艶然と笑んだ。



+++++++

劇やってないじゃん!な元就自覚なし嫉妬話?(訊くな)
高校生で姫とか王子とかな劇ってどうよと思ったけど、某ゲームで普通にやってたから気にしない(お前)。

親は大道具で! ノコギリ似合うよきっと。タオル頭に巻いてると良いよ。
ヘタレ親がスタンダードですが、たまには格好良い親でも良いじゃない!っていう(何)。

No.85|SSComment(0)Trackback()

アミダss・その1

2007/04/14(Sat)01:16

カプ:佐幸 シチュ:花見



+++++++

「おぉ…見事なものだな!」

一面に広がる薄紅の海に、幸村が感嘆の声を上げる。
咲き誇る春の象徴の花。
普段はひたすらに騒がしく、物の情緒など知りもしないような幸村が零した言葉に、少しは大人になったかな、と佐助も頬を緩ませる。

「して佐助! 団子はないのか!!」

………あんたね。
ついさっき桜を愛でたかと思えば、もうそれか。

佐助の感動は即座に打ち壊されたが、それでも苦笑で済ませて用意していた団子を差し出すあたり、幸村に甘いとしか言い様がない。
それは佐助自身理解しているし、このままじゃマズいよなぁとも思っているのだけれど。

変わらず子供のように笑い、怒り、喜ぶ。そんな幸村の姿に佐助が安堵を覚えているのも事実。


一度戦場に出れば、鬼と呼ばれる程に人を屠る自分達。
手にした凶器で人を切り裂き、その血を浴びる。
"そこ"はそういった場なのだから、それも当然なのだ。

それでも、"それ"が。
戦場だけのものでなくなってしまったら。
鬼としての、人殺しとしての冷たい自分から、戻れなくなってしまったら。


そんな佐助の暗い想像を払拭するように、幸村は笑う。
人を殺す痛みも、殺意を向けられる恐怖も、誰かを失う悲しみも、全て知っているのに。
それらを全部呑み込んで、変わらず笑うのだ。

そんな真っ直ぐな強さは佐助に何処か焦げ付くような感情も抱かせるが、それでも一番に感じるのは安堵なのだ。


「―ってがっつかないの! ちゃんと噛んで食べなさい!!」

一気に詰め込んだ団子に噎せる幸村を叱りながらも、佐助の顔に浮かぶのは穏やかな微笑み。

……あぁ、出来るなら。
また来年も二人、こんな穏やかな気持ちで桜を見れたら良いのに。

そう思い、空を仰ぐ佐助の視線の先で。
風に巻き上げられた薄紅の花びらが一片、空の蒼に融けた。


+++++++

あれ…何でだろ、もっとギャグだった筈なのに。宴会話だったのに。
花より団子な幸村とぐるぐるしてる佐助。
仄かに不和が窺えます。あれ。最近幸村にコンプレックス抱いてる佐助に萌えてたり。
そしていまいち花見話じゃなくなってる……ごめ…!

No.70|SSComment(0)Trackback()

ついで小メモ。

2007/04/09(Mon)08:15

どうしようか迷ってる学パロ設定。

・純粋なパロディか転生ネタか
・佐助と幸村をクラスメイトにするか1学年差にするか
・ナリは完璧ツンか天然ツンか
・政宗様のナリに対する呼び方
・つかにょたは有なんですか
・むしろ佐、幸、政のカプってどう組み合わせるの


………これから学校ですがたんごとん(効果音)。

No.67|SSComment(0)Trackback()

新しい扉

2007/04/08(Sun)22:37

開き過ぎだ自分…!(本当に)
ハルカさんとの二人カラオケは非常にデンジャーです。何、何であんなにテンション高いんだ。
「うへへへ」ってどうなのその笑い方…!(アウトだ)
という訳で(どんな)非常に学パロが熱いです。
設定に迷います。どれもおいしい(帰れ)。

はい、で。
以下今日の暴走結果の産物。
学パロでにょゆきかつにょまさで佐←政っぽいというこんにちは色モノ具合ですごめんなさい。
政宗様が二重の意味で乙女警報です。
やっちまったぜハルカさん…!



+++++++

「……」

あぁ、こんなのらしくないと思うのに、眉間に寄る皺をどうすることも出来ない。
誰が悪い訳でもない。目の前の二人が悪い訳ではないし、多分自分が悪い訳でもない。
ただ、自分はこういう人間で、あいつはそういう人間だということだ。


「なぁ佐助、今日の帰り買い物に付き合ってくれぬか」

「えー、無駄遣いしないでよ?」


むぅ、と片方しかない眼を眇める。
自分にはこんなこと言えはしない。そもそも、人に何かを頼むのが苦手なのだ。だから自分一人で済ませられることなら、一人で行ってしまう。

(…きっと、可愛くない…よな)

信じてない訳ではないし、頼りないと思っている訳でもない。実際、佐助は何でもそつなくこなすし、とても器用だ。頼れるものなら頼ってみたい。
…今、目の前で何の屈託もなく笑い、佐助に甘えてみせる幸村のように。

(出来ないモンは出来ない)

どれだけ願っても自分は自分でしかなく、あいつではない。
でも、出来ることなら。

(…気付いて、こっち見ろよ)

いつか、自分も幸村のように甘やかして欲しい、なんて。
あぁ、何て下らなくて切なくて、甘美な願いだろう。



+++++++

全然にょた設定が活かせてなくて申し訳ありません(致命的)。
美人系にょまさは可愛い系にょゆきに嫉妬のような憧れを持ってたりとか、うん。
今日の論争でサイズ(何のだ)はまさ<ゆきということになりました(笑顔)。

No.66|SSComment(0)Trackback()